異常時の措置に関すること
管理区域内で、火災、人身事故、放射線事故等の異常事態が発生し、 又は発生するおそれのあるときは臨機の措置を講じる必要がある。
1.安全保持
人命及び身体の安全を第一とし、物質損耗への配慮は第二とする。
2.通報
火災及び人身事故の発見者は、付近に居る者に知らせるとともに平日は管理室、休日は緊急連絡網にある放射線取扱主任者、119番に連絡。
放射線事故等の発見者も同様。
緊急連絡網は非常口扉や電話、インターフォンの近くにあります。
3.拡大防止
人身事故の場合には救助に努める。放射線事故の場合には、大きな危険のない範囲内で汚染の拡大を最小限にくい止める。火災の場合は初期消火と延焼防止に努める。
4.過大評価
事故の危険性は過大評価することがあっても、過小に評価することがないようにする。
急病人・けが人が発生した場合
試薬類への対応
SDS(製品安全データーシート)を使用箇所の近くに保管
施設に持ち込む実験用の試薬はククリスに登録し、使用場所を「アイソトープ実験施設」とすること。
※薬品瓶にバーコードをはりつけること!
有機溶媒を大量に使用するグループは各研究グループで作業環境測定(有機溶媒)の手配が必要
薬品は薬品棚に入れて保管。
(保管の開始日時、保管責任者、所有研究室、連絡先を明記)
※薬品棚はドラフトや安全キャビネット、流しがある作業室に設置しています。
冷蔵庫で薬品やサンプルを保存する場合も、保管の開始日時、保管責任者、所有研究室、連絡先を明記
※卒業・退職時には置きのこしがないか確認すること!
※汚染の危険がある場合は、その表示と二重に包装すること!
持ち出し物品の汚染検査など
一時立入り者について
同伴者が必要:予防規程に明記
設備の工事、法定点検
放射線取扱主任者や安全管理責任者が同伴
各研究グループの機器等の修理・見学者
各研究グループの従事者が同伴
一時立入り者が入館する場合は早めに管理室に相談すること!
(記帳と線量計の貸し出し)
その他の注意事項
1.なりすまし禁止
一時立ち入り者が従事者のカードを借りてきて同伴者がいるよう見せかける。
2.廊下、階段の電気消し忘れ
(環境ISO対策・節電毎年前年比1%減)
3.真空ポンプの取扱い
(空ぶかしでフィルター目詰まり)
4.オイルバスで天ぷら油の使用
(フィルター目詰まり)
5.予防規程の取扱い
(テロ対策)